2018(平成30年)/9/14公開 104分 カラー
配給:東宝 製作:映画「響 -HIBIKI-」製作委員会
スマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。 そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』(平手友梨奈)。 15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。 文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ(北川景子)との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。 しかし、響は、普通じゃない。 彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。 世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。 響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。 一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。