2025(令和7年)/3/20公開 128分
配給:東宝
『ラーゲリより愛を込めて』の製作陣が再集結し、人間と犬のかけがえのない絆を描いた、珠玉の物語を映画化! ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説は、犬好きも、そうでない人をも巻き込み、読者の中では「現代版の「フランダースの犬」のようで泣いた!」と話題になりました。大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流―― 。全ての人々の心に寄り添う珠玉の感動物語がこの度、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化となります。 “多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋文哉が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野七瀬が務めることが決定!フレッシュな二人が力を合わせて、人間と犬の絆の物語をスクリーンに描きます。 そんな2人をW主演に迎えメガホンを取るのは、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『護られなかった者たちへ』(21)、『糸』(20)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『64-ロクヨン-前編/後編』(16)など、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。企画・プロデュースは、『黄泉がえり』(02)や『余命1ヶ月の花嫁』(09)など、切なく観る者に涙を誘う企画を得意とし、『ラーゲリより愛を込めて』(22)では優れた映画製作者に贈られる藤本賞・奨励賞を受賞した平野隆。そして脚本は、<第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞>の『永遠の0』、<第66回カンヌ国際映画祭コンペティシン部門>にも出品された『藁の楯』、家族の愛の実話を映画化した『ディア・ファミリー』(24)の林民夫といった実力揃いの3人が名を連ね、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『糸』(20)以来の、感動の名作を生み出してきた<瀬々敬久×林民夫×平野隆>の最強チームが復活!新たな珠玉の感動物語がここに創り出されます。
震災から半年後の宮城県仙台。 職を失った青年・和正(高橋文哉)は、 同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞(たもん)と出会う。 聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、 一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に<西の方角>を気にしていた。 そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、 やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう――。 時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽(西野七瀬)の下で過ごしていた。 多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、 多聞の後を追ってきた和正が現われる。 こうして2人と1匹の新たな生活が始まるが、 痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、 たった一匹で<西の方角>に向かって歩いていく多聞には、 一人の少年と誓った約束があった――。