1968(昭和43年)/12/19公開 77分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15145
配給:東映 製作:東映 / ラム・フィルム
東映とラム・フィルムが、大人から子供まで楽しめる作品として製作した日米合作の空想科学映画。出演者は全員外国人、巨匠・深作欣二監督をはじめとするスタッフは全て日本人という異色の娯楽大作。主な出演者はテレビ映画「幌馬車隊」で有名なロバート・ホートン、「特攻大作戦」のリチャード・ジャッケル、「007サンダーボール作戦」のルチアナ・パルッチ。
「東映ちびっこまつり」公開作品
神秘と怪奇に満ち、限りなく拡がる宇宙。22世紀のある日、突然正体不明の惑星が地球に向かって突き進んでいるのが発見された。このままでは惑星は地球に衝突。人類始まって以来の地球壊滅の危機である。地球を遠く離れた宇宙基地ガンマ第3号から爆破隊が惑星に向かう。しかし、爆破隊が惑星に爆破装置を仕掛け再び基地に戻る宇宙船には、怪獣フローラが密かに潜入していたのだった。怪獣は宇宙船の電気エネルギーを吸収すると大きく成長し、緑色の体液から同型の怪獣を次々と生み出して宇宙船を次第に占領していった。レーザー銃ではびくともしない怪獣。こうなれば宇宙船ごと大気圏に突入させて爆発させるしかない。隊長は乗組員を守ることができるのだろうか?