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キックの鬼

1971（昭和46年）/3/20公開　25分　カラー　　映倫番号：23242　
配給：東映　製作：東映アニメーション

空前のキックボクシング人気を巻き起こしたテレビアニメシリーズ第11話「男の涙が光る時」を上映。
東洋ライト級チャンピオンになった直後、無名のボクサーと対戦した沢村忠の意外な苦戦を描く。

テレビアニメシリーズ第11話「男の涙が光る時」を上映

ストーリー

沢村忠は満州の生まれで、5歳のとき祖父から中国唐手流の手ほどきを受けた。そして子供ながらも厳しい訓練に耐え、途中、日本の敗戦、中国人からの迫害に会いながらも真剣に自己を鍛え上げた。日本に引き上げてからの貧乏との戦い、空手の修行。やがてキックボクシングに転向して無残な敗北のあと、必殺「真空飛び膝蹴り」を完成し、不敗のチャンピオンになる。次々に襲い掛かる挑戦者。これらを退けていく男の厳しい半生を感動的に描く。本作は沢村が東洋ライト級チャンピオンになった直後の、無名のボクサーに対する意外な苦戦を描いている。これは現代の子供たちに、不屈の精神と努力の尊さを訴えるスポーツドラマである。