1972(昭和47年)/8/12公開 105分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17295
配給:東映 製作:東映
「新網走番外地」シリーズ第8弾。舞台は緑の碧さが目にしみる盛夏の北海道。そこで、ダンプ同士の追跡と抗争、密告、引き抜き、謀略などの男の闘い、未亡人、男勝りの女運転手との恋など一大ロマンが展開する。キャストは高倉健を中心に、堂々たる豪華メンバーが顔を揃えている。
末広勝治、北野鉄雄、石松五郎の3人が揃って網走刑務所に転じて来た。組長の大沼に傷を負わせて服役中だった鉄雄は、大沼組が最近野望を露骨にしてきたとの知らせに一ヵ月後に迫った仮釈の日を一日千秋の思いで待っていた。しかし、のさばり返る源治一味の挑発を、騒ぎによってこの仮釈が取り消されぬようにと耐え忍ぶ末広の姿を見かねて、鉄雄は源治の喧嘩を受けて立ち、源治のドスを胸に受けて息を引き取ってしまった。末広と五郎は、出所すると北海ダムへと向かう。そこにはダムの工事を目指して全国から流れ者のダンプ運転手が続々と集まって来ていた…。
「新網走番外地」シリーズ(8)