1972(昭和47年)/12/16公開 87分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17438
配給:東映 製作:東映
シリーズ第2弾。東京で一人の沖縄の女性がヘロインによって死んでしまう。そこで、麻薬取締官三悪追放協会会長菅原通斎の命令により、麻薬売春Gメン千葉は沖縄へ飛ぶ。沖縄の麻薬組織の黒幕が東京の大組織であることをかぎつけた麻薬Gメン千葉は沖縄の麻薬Gメン渡瀬と組んで、組織撲滅を図る。
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三悪追放協会会長・菅原通済の出版記念パーティーで、財界の大立物・辻村と国会議員の神山は、祝いという触れ込みで琉球舞踊を披露する。蛇皮線の前奏と共に美しい沖縄の女、玉垣志津子が舞い始める。ある日、志津子は自分のマンションでヘロインを注射した後、ベランダから落ちて死んでしまう。新聞記事には、ヘロインのことは一切触れていなかったが、不審に思った菅原通済と麻薬取締官所長・石田は、麻薬Gメン菊池を呼んで内密の調査を命じる。菊池は直に、昔の仲間によりヘロインが沖縄から流れて来ることが判り、即、沖縄へ飛ぶ,菊池は、死んだ志津子の妹美津子に会い志津子の話と沖縄の様子を聞くのである。美津子にはコザでナイトクラブのホステスをしている伊津子というもう一人の姉がいることを聞かされ、クラブハリウッドを訪れる。菊池は、その店で沖縄の麻薬組織を握っている与儀不動産社長に目をつけるのであるが、与儀社長はトイレで殺害される。その後、沖縄の組織は与儀不動産専務・宮里と部長の比嘉により動かされるのだが、その背後には与儀が死ぬ前に手を結んだ東京の組織が存在していた…。