1972(昭和47年)/11/7公開 62分 カラー 映倫番号:17421 R18
配給:東映 製作:東映
洋邦画を問わずポルノ映画界で必ずヒットを飛ばしてきた女子学生もの。それは女子学生ほど新鮮なエロチシズムを感じさせるものはないからだろう。この作品はフレッシュなエロを求める男性の欲望を満たそうと企画した女子高校生セックス映画である。
立野は、家庭に恵まれない少女を清和寮にあずかり、女子高校に通わせ、英才教育を施す慈善家としてふるまっていた。だが裏では課外授業という名目のもとに寮生たちに売春を強要するダニのような男だった。その日、寮生のみどり、ユキ、和美、陽子、早苗が学校から帰ってくると、好子という田舎の女子高校生が清和寮へ引きとられてきたところだった。好子は姉夫婦のラーメン屋を手伝いながら高校へやってもらっていたが、義兄に犯され、姉に見つかって追い出されたのだった。思いつめて海岸をさまよっていた好子に目をつけたのが、立野に養われている雄次というカッコいいスケコマシだった。好子はみどりたちと同様に、雄次の甘言にのせられて上京し、希望に燃えて入寮したのだった。寮生たちが課外授業(売春)に出かけたあと、好子は寮の掟通り、立野と雄次の前で、寮母の秋江女史(実は立野の情婦)から身体検査を受ける。立野は好子の瑞々しい肢体を見て欲情し、秋江と雄次に手伝わせ 、必死に抗う好子を無理矢理手ごめにしてしまう。やがて好子はいやおうなく、昼は清麗な女子高校生、夜は肉体を開くコールガールとして飼育されていく…。