1973(昭和48年)/4/28公開 84分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17517
配給:東映 製作:東映
現代の若者の欲求不満をオートバイにぶつけ、そのスピードを通して現代の青春像を描いた作品。
スピード狂の淳哉は、仲間たちと毎日バイクにまたがり暴走に明け暮れていた。そんなある日、白バイ警官・本郷に追走された淳哉は750ccの白バイにかなわず捕まってしまい、それ以来、白バイ警官に対して反感を抱くようになった。淳哉は父の敦にナナハンをねだるが、相手にされない。そこで敦は、ナンパで引っ掛けた千枝を父に近付ける。そして若い千枝の誘惑に負けた父に対して、それをネタに淳哉の仲間に強請られる羽目になる。そして淳哉はその金でナナハンを手に入れると、白バイが追いつけない程のチューンナップを加えた。そして淳哉は本郷との2度目の対決で、本郷を振り切るのだった。その後、ひょんなことから本郷のフィアンセ・文子と知り合った淳哉は、文子を犯す。それを知った本郷は、淳哉を殴り謹慎処分となってしまう…。さらに、淳哉は白バイとの対決へのスリルに引き込まれていくのだった…。