1973(昭和48年)/3/3公開 72分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17518 R18
配給:東映 製作:東映
池玲子と東西ポルノ振りを競ってマスコミを賑わせたクリスチナ・リンドバーグが荒木一郎とコンビを組んで現代若者たちの性意識を鋭く捉える。
麻薬密売組織から派遣されてきたスウェーデン人の運び屋のイングリット・ヤコブセン。東京・羽田空港に降り立った彼女がそこで出逢ったのは、女漁りにきていた青年・五味川一郎。そんな彼を日本の密売組織の一人と勘違いしてしまったイングリットは、言葉も通じぬまま自動車に乗せられ、一路京都へと連れていかれる。古めかしい家屋に招き入れられるイングリット。不審を抱き、逃げだそうとするが、時すでに遅く、一郎に無理矢理犯されてしまう。
その日から監禁状態の生活が続く。日が経つにつれ、イングリットの心は一郎に対し、軽蔑から憎悪へと変わっていく。逆に一郎は、彼女の肉体のトリコとなり、誠心誠意で彼女に尽くす。だが、イングリッドにはそんな彼の態度が理解できなかった…。スキをついて、密室から抜け出すイングリット。そして、いなくなったイングリットを狂気の如く探し求める一郎。果たして、彼らを待ち受ける運命とは…。