1973(昭和48年)/12/15公開 72分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17701 R18
配給:東映 製作:東映
「ネオンくらげ」に続くシリーズ第2作。北海道から単身上京、ファッションモデルから映画界入りした山内えみこ自身の青春像が、主人公とオーバーラップし共感を呼んだ。
華やかな都会に憧れ、ボストンバッグ一つにセーラー服で上京したゆきは、その日のうちにチンピラたちに暴行されて処女を喪う。数ヵ月後、ゆきは厚化粧に派手な服で、新宿の暴力バー「ドミンゴ」のキャッチガールに変身していた。マネージャーの山下に言い寄られるゆきは、やがて同郷の青年・邦夫と出逢う。父の抱える借金を返済するため、八百長レースに手を出してヤクザに袋叩きにされた邦夫を介抱するゆき。いつしか二人の間に愛が芽生えていた。そして、ゆきが妊娠する。とまどう邦夫。そんな二人に山下の卑劣な手が伸びてきていた…。