1974(昭和49年)/1/15公開 87分 カラー シネマスコープ 映倫番号:17839
配給:東映 製作:東映
シリーズ第6弾。暴力団のボスへの復讐を胸に秘め、持ち前の度胸と根性で弱肉強食の世界に生きる美貌の女番長の姿を、強烈なドラマにエロチシズム溢れるアクションを盛り込んで描く青春娯楽篇。
ただ一人の姉を死に追いやった大島興業のボス・大島文男に復讐を試み、傷を負わせ少年院送りになった相沢桂子。いつしか稲妻桂子の異名をもつ女番長に成長していた。出所した桂子は、入院当時、さんざん痛めつけられたヒマワリ会の女番長・スペードの美和こと立花美和に借りを返すべくその行方を探す。やっと、ヒマワリ会の根城を突きとめるが、美和の姿はすでになく、カミソリの絵里が番長を努めていた。絵里を決斗で破った桂子は、ヒマワリ会の番長に治まる。一方、美和はと言えば、半年前に足を洗い、元レーサーの健一と新しい生活を送っていた。そんな美和の姿に復讐心も消え失せる桂子。そんな中、桂子に追われた絵里は仕返しをすべく虎視眈々と復讐の機会を窺っていた。そして、関東侠友会幹部・黒木の出現、工場建設に伴う土地の買収、さらには絵里の隠された出生の秘密等を巻き込み、桂子、絵里、美和を初めとする7人の少女たちと大島らの凄絶な斗いがいま始まるのだった…。
「女番長」シリーズ(7)