1974(昭和49年)/7/25公開 28分 カラー シネマスコープ 映倫番号:23759
配給:東映 製作:東映
当時人気絶頂を誇った沖縄出身のボーカルグループ・フィンガー5が、スクリーンの中で歌って踊って大活躍する劇場作品。「学園天国」「恋のアメリカンフットボール」など、お馴染みのヒット曲を披露している。
晃は白い花を妙子に見せるため、家に電話を入れる。妙子は「恋のダイヤル6700」を聞いていたが、晃の誘いでお花畑へ。そして、二人は赤い花、白い花に見とれるのだった。晃は白い花を取ろうとするが、妙子にかわいそうだといわれ取るのをやめる。白い花から花の精が現れた花の精は晃と妙子の応援をしようと考えるのだった。帰り道、晃と妙子は不良番長グループ・全ガキ連に絡まれてしまう。暴力はいけない。スポーツで決着をつけようといい始め、バスケットに決まった。一夫たちはバスケットには自信がなく、困ってしまう。それでなくともフィンガー5は忙しい。
ある日、晃と妙子は学校の帰りに、一人の女学生に会う。それは、白い花の精であり、フィンガー5にバスケットのトレーニング方法を教えるのだった。一方、全ガキ連のほうも猛練習を行っていた。そして試合の日が来た。入場行進が始まり、レフリーは全ガキ連の友達、岸くんがすることになった。全ガキ連は、岸くんに自分達に有利に判定してくれというが、岸くんは断る。試合は全ガキ連がリード。すると白い花が光った。そのときからフィンガー5は信じられないような能力がついた。試合終了。ついにフィンガー5は大勝利を収めた。