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男組

1975（昭和50年）/9/20公開　78分　カラー　シネマスコープ　映倫番号：18425　
配給：東映　製作：東映

少年サンデー連載の人気劇画の映画化。男らしさと命がけの正義感を軸にした痛快アクションドラマ。

ストーリー

私立の名門・青雲学園は、神竜剛次をリーダーとした暴力団同様のグループに牛耳られていた。白井校長は苦慮の末、関東少年刑務所から“父親殺し”　の罪名をもつ流金次郎を特待生として迎える。手錠をかけられたまま護送車で登校して来た流。校長に怒った神竜は、流を学園から追放する事を断言する。神竜の行動を批判していた生徒会会長の阿部が報復として制裁を受けるのを見た流は、神竜の独裁に対決する決意を表明。これに、山際涼子ら生徒会グループが共鳴した。この事を知った神竜は数日後、涼子を屋上から宙吊りにすると脅しをかける。神竜の配下には四天王と呼ばれる組織。一方、流には関東少年刑務所の中で作られた五家宝連という組織があった。都内の学園をやがては神竜組の統治下に置こうという神竜の野望を知った流。ついに、四天王と五家宝連が激しくぶつかり合う。その時、流とは昔からのライバルだった中条浩介が、五家宝連に加勢した。宙吊りが行われる日。流と神竜の対立を恐れた涼子は、自ら屋上に登ると、涼子の父親が神竜の父の力で国務大臣になったこと、神竜とは許嫁の関係にあることを告白し屋上から飛び降りた。数日後、校長が殺され、遂に流と神竜は闘いを開始。二人の死斗は果てしなく続くのだった。