1976(昭和51年)/5/29公開 77分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18725
配給:東映 製作:東映
古都・京都の織物問屋の一人娘に扮する志穂美悦子が、未曾有の極技<必殺五段拳>をド派手に魅せる一方で、美しい晴れ着姿も披露。中川菊というキャラクターを強烈に印象づけた注目作。
年頃なのに、男性よりも武道に熱を上げる京都・西陣織物問屋の一人娘・中川菊。婿養子を迎えようと必死の父親は、知人の息子の麻薬取締官・高木修二に期待を寄せているが、菊本人は結婚に関心がなく、空手道場に通う日々。その道場には、菊が実の娘のように可愛がる愛弟子・ミッチーがいた。そんなある日、ミッチーの兄・ジムが、戦後最大と言われる国際麻薬密売の地下組織によって殺害される。唯一の身内を殺され復讐を誓うミッチーは組織に潜入するが、菊もまた彼女を助けようと組織の根城・極東映画の京都撮影所で大暴れ。麻薬取締官・高木の協力を得て、巨悪に敢然と立ち向かっていく!