1977(昭和52年)/4/29公開 92分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18844
配給:東映 製作:東映
富士の裾野の大血闘!恐竜“プレシオザウルス”VS怪鳥“ランホリンクス”、どちらが勝つか?日本各地にある竜神伝説。この竜神の正体は何であろうか。古代人が見た恐竜の姿を後世に語り伝えたものではないのか?この物語は毎年8月2日に竜神祭りを行う富士山麓の西湖に恐竜が現れたという設定で進められる、日本映画史上空前のスケールで展開される恐竜ムービーである。
1977年の夏。富士の青木ヶ原樹海で若い女性が発見された。その女性は苦しそうに「大きな羽…」と謎の言葉を残して死んでしまった。そのニュースをテレビで見たユニバーサル・ストーン社の社員・芦沢は富士へと向かう。古生物学者だった亡き父の研究のとおり、芦沢は恐竜がいるかもしれないと思い始めていた。
一方、芦沢の恋人で水中カメラマンの小佐野も女子大生の園田を伴い西湖の洞窟を撮影に来ていた。一見、和やかな西湖の風景であったが、突如湖面に大きな波が立ち、黒い得体の知れないものが動いていることに誰も気付かなかった。8月2日、竜神祭りの日。芦沢が止めるのも聞かず、最後の写真を撮りに水中に潜る小佐野と園田。園田が下半身を食いちぎられるという大惨事が発生し、芦沢と小佐野は恐竜探査を決意。水中へと向かった。