1976(昭和51年)/10/16公開 65分 パートカラー スタンダード 映倫番号:18872 R18
配給:東映 製作:安藤プロ
カメラが決して踏み込めなかった、やくざ社会の血みどろ現場を、安藤昇が捉えた。「すべて本モノで、隠しカメラも多用した」と安藤は語る。今まで映画関係者が決して撮る事の出来なかった、やくざ社会の裏側に安藤が入り込んで、その掟と実態をナマナマしく撮影した貴重なフィルムを編集したものである。
実際のやくざ社会は、どのような機構、どのような慣習を持っているのか。安藤昇がやくざ社会の裏側に入り込んでその掟と実態を撮影。全員本物の登場人物。松葉会会長、安田連合会会長などの超大物約10人が登場する。指ツメ、リンチ、片腕切断、出所場面、ノミ行為、テキヤの仁義、賭場、女の刺青、トルコ嬢とヒモ、麻薬注射、タンカパイ、テキヤのショバ割り、親分衆の会合など、音声も同時録音され、リアル感いっぱい。指ツメ、刺青シーンはカラーで撮影され、指ツメ、片腕切断シーンは正視にたえない凄惨さである。元安藤組組長にして、初めて捉えられた生々しいやくざの実態は、見るものをして衝撃を与えずにはおかない迫力に富んだものである。