1979(昭和54年)/5/26公開 92分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19753
配給:東映 製作:東映
アクションの面白さこそ、映画の原点!これは、その活劇精神をさらに炸裂させる東映ニューアクションの野心作。
「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」に続き、80年代を疾走したヒーロー・松田優作が出演。ハードなアクションが続く中、三人の男と一人の女の、友情と殺意が一瞬にして入れ替わる危険な関係がスリルとサスペンスたっぷりに描かれる。
ムショ帰りの島勝男は、弟分のヒコと暴力団のノミ屋の金庫を襲撃。ところがなんと、覆面の先客がいた!追手の組員に同じ覆面姿のヒコが捕らえられる。島は先客の男がアジトの安バーに出没していた滝田栄一だと知る。激烈なカー・チェイスの後、二千万円入りのバッグを奪い合って、二人はお互いの力量を認め合い仲間となった。アジトへ戻った島は、転がり込んでいたミチがシャブ中であることを知る。島を求めるミチ。島はミチに惚れているヒコを思ってミチをはねつける。ヒコ奪回へ向かった島と滝田はダイナマイトで暴力団と闘う。救出されたヒコは、二千万円強奪の真犯人への復讐を叫ぶ。それが目の前にいる滝田だとも知らずに…。
暴力団の賭博バスを襲撃した島と滝田は、六千万円強奪に成功し逃亡する。一方、ヒコはミチに迫って拒まれたことからミチと島がデキたと邪推し、島への憎悪に燃えるのだが…。