1980(昭和55年)/4/19公開 99分 カラー シネマスコープ 映倫番号:110052
配給:東映 製作:東映セントラルフィルム
熱狂的な人気を集めたロックグループ「クールス」のリーダーから、ソロ・シンガーとして、そして映画スターと80年代をエネルギッシュに活躍してきた舘ひろしがその個性を最大限に魅せた作品。ギラギラ光る野性味の中に、ナイーブな優しさをたたえて、オフビート・アクションの世界が広がる。
監督は「蘇える金狼」「処刑遊戯」など強烈なアクション映画を創作した村川透。
両親を早くに失くし孤児として育った野本宏は、現金輸送車襲撃に失敗して収監され模範囚として出所した。だが恋人の都合した保釈金は、暗黒街の黒幕である井土垣が野本の恋人と寝た代償だった。再び悪の道に入るまいと心に誓っていた野本だが、刑務所仲間の門田に窮地を救われ、井土垣に復讐するために、門田が持ちかけた最後の大仕事にプロとしての誇りをかけて参加することにした。麻薬取引の現場を襲い、麻薬と現金の両方を強奪するという計画。そのために集められたプロは3人。男たちのゲームには善も悪もない。失敗は許されない最後の賭けに、熱い血がさわぐ・・・。