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胸さわぎの放課後

1982(昭和57年)/4/17公開 90分 カラー ビスタ 映倫番号:110607 
配給:東映 

週刊少年マガジンに連載された人気コミックの映画化作品。主役の桑田一平には当時人気絶頂のアイドル・ひかる一平。沢田知佳役にはオーディションで選ばれた坂上とし恵。その他、朝岡雪路、小林亜星、中原ひとみら芸達者が脇を固めている。音楽は伊藤銀次が担当し、ポップス映画のような絶妙なフィーリングを醸し出している。

胸さわぎの放課後
(C)東映

ストーリー

高校1年生の沢田知佳の最大の関心事は、早く恋人を見つけること。親友の弘美にも紀子にもボーイフレンドがいるのに、知佳だけ取り残された寂しさを味わっていた。そんなある日の雨降りの放課後。体育館では知佳の属する女子バレーボール部と、男子バスケットボール部の練習が行われていた。しがない球拾いの知佳は、目の前にボールを拾いにきた3年生の桑田一平に一目惚れしてしまう。やがて、女子バレー部と男子バスケ部の合同合宿が行われる待望の夏休みが来た。知佳は一平に告白しようと胸をときめかせていたが、一平のことを好きな親友の紀子からラブレターを渡してほしいと頼まれ、断れずに泣く泣くラブレターを手渡すのだった。ところが合宿の最終日、一平に呼び出された知佳は、封も切られていないラブレターを返され、東京でのデートを申し込まれたのだった。いよいよデートの日。楽しい時間を過ごすはずが大変な事が起きてしまう。不良たちにからまれた知佳を助けるため、一平がハデな喧嘩を起こしてしまったのだ。逃げ出した二人は一平の母がママをしているバーにたどり着く。そこで知佳は一平が母子家庭で育ったことを聞かされ、胸を熱くするのだった。2学期が始まるとクラスでの話題は、バスケッ卜部が都大会の出場を辞退したというニュースで持ち切りだった。一平の原宿での喧嘩が原因らしいと聞いた知佳は大いに悩む。しかも家では、父親から「不良と付き合うな!」と一喝され、落ち込んでしまう…。

胸さわぎの放課後
(C)東映
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