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爆裂都市 バースト・シティ

1982(昭和57年)/3/13公開 116分 カラー ビスタ 映倫番号:110719 
配給:東映セントラルフィルム 製作:東映

近未来のある都市を舞台に、原発建設の強制労働を強いられた下層民たちが結託、やがて暴動へと発展していくさまを描いたSFバイオレンス。
陣内孝則率いる“ロッカーズ”をはじめ“ザ・ルースターズ”や“スターリン”などのロックミュージシャンたちや上田馬之助、コント赤信号など個性豊かなタレントが多数出演する。美術監督を泉谷しげるが担当している。

爆裂都市 バースト・シティ
(C)東映

ストーリー

近未来―。狂気とデカダンスの恍惚に満ちあふれた街、破怒流地区。ストリートキッズはロックとゼロヨンレースにあけくれ、抗争をくり返す一方、売春ストリートでは娼婦や男娼が快楽に身を切り売りし、廃炭坑地区では無数の下層民・フリークスが地に這いつくばるように働いている。そして今日も、最高のロックバンドであり、最強のゼロヨンレーサー軍団でもある“バトル・ロッカーズ”が演奏のあとのレースで流れ者レーサーたちを再起不能にした。そんな街に、言葉も話せず、ただスピードを出すことに絶対の力を発揮するイカレた兄弟がやってきた。彼らには親を殺した仇敵への強烈な怨念があった。その頃、権力と癒着し街を牛耳るギャング団が原子力発電所建設計画のために動き始めていた。下層民たちを奴隷化して建設の労働力にしようとする企みを知らずに、イカレた兄弟は下層民の仲間に拾われる。そしていよいよ原子力発電所の工事が始まった。そこに大暴動の勃発が準備されていた…。

爆裂都市 バースト・シティ
(C)東映
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