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華の乱

The Rage of Love

1988(昭和63年)/10/1公開 139分 カラー ビスタ 映倫番号:112691 
配給:東映 製作:東映

華やかな大正期を舞台に、いのち燃ゆるがままに激しく咲いた女たち、やさしく散った男たちをドラマチックに描き出す文芸ロマン超大作。
吉永小百合、緒形拳、松田優作、松坂慶子、池上季実子、蟹江敬三、風間杜夫、石田えり、中田喜子といった超豪華キャストの一大競演で繰り広げられる愛と激情の物語。

華の乱
(C)東映

ストーリー

若き日に家を捨て親兄弟を捨て、歌の師である与謝野寛と結ばれた晶子。そして大正12年。晶子は39歳になり今では11人の子持ちの主婦。夫の寛は鬱病がひどく無気力そのもの。寛の主宰する雑誌「明星」に書いた詩で晶子が浴びた非難、悪罵の数々。が、それらが返って晶子に世間と戦う勇気を与えてくれたようだ。そうした日々の中で、晶子は作家の有島武郎と出会い、胸のときめきを覚えざるを得なかった。が、それにつけても不安なのは、いつも有島の周辺にいる女性編集者・波多野秋子の存在。晶子は、その秋子から有島が近頃、生への意欲を失い、いっそ命がけの恋でもして、その熱い歓びの中で死んでしまいたい、などと洩らしていることを聞かされ、強い衝撃を覚えるのだった。その有島は、病妻に先立たれて間もなかった...。

華の乱
(C)東映

受賞歴

第12回日本アカデミー賞(最優秀主演女優賞・最優秀助演女優賞)

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