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まじかるタルるートくん　すき・すき・タコ焼き

1992（平成4年）/3/7公開　30分　カラー　ビスタ　映倫番号：25775　
配給：東映　製作：東映 / 集英社 / 東映アニメーション

タルが世界で一番好きなものは松っつあんの“タコ焼き”。だが宿敵ライバーが松っつあんの“タコ焼き魂”を抜き取ってしまったから、さあ大変！タル、果たしてどうする!?

1992年春「東映アニメフェア」公開作品

ストーリー

世界で一番好きなものは「タコ焼き」というタルちゃん、今日も松っつあんこと松五郎の作るタコ焼きを本丸、伊代菜ちゃんたちと幸せそうにほうばっている。
松っつあんは顔はゴツイが、屋根裏のねずみにタコ焼きをあげる心優しいタコ焼き職人だ。
そこへ通りがかったミモラちゃん。匂いをかぐのも大嫌いなタコ焼だけどそれにもましてタルが大好き。いちゃいちゃするタルとミモラを木陰からライバーがいまいましげにみつめていた。ミモラの気持ちを自分のほうへ向かせようとライバーは考えた。松っつあんがタコ焼きを作れなくなればタルは困るし、ミモラは喜び、オレに感謝するだろう。早速松っつあんの頭からタコ焼き魂を抜き取ってしまった。生気を失い、廃人同然になってしまった松っつあんを見て驚いたタルと本丸はライバーからタコ焼き魂を取り返そうと争った。
もみ合っているうちにナ、ナント、タコ焼き魂は一匹のねずみの頭に入り込み、ねずみがタコ焼き職人と化してしまった。
さあ、たいへん。日暮れまでにタコ焼魂を松っつあんの頭に戻さないと手遅れになってしまう。
逃げるねずみを追いかけるタルと本丸、阻止しようとそれを追いかけるライバー。町は追いかけっこの戦場となった。
ねずみと同じ大きさになってタルと本丸、ライバーは下水道、壁の穴を走り回るが、何たって現役のねずみのすばしっこさにはかなわない。
太陽は刻々と傾いていく。
果してタルは松っつあんの世界一のタコ焼きを再び食べることが出来るのか？