1992(平成4年)/7/11公開 40分 カラー ビスタ 映倫番号:25802
配給:東映 製作:東映 / 集英社 / 東映アニメーション
パプニカ王国の復興に力を貸すダイの前に、新たな敵6大将軍が立ちはだかった!ファミコンのキャラクターをモチーフにした人気アニメの劇場版第3弾!
1992年夏「東映アニメフェア」公開作品
不気味に暗雲がたなびく鬼岩城―。壁に輝く邪悪な六芒星のうち三つの星の輝きが消えていく。魔王軍ハドラーの部下のうちフレイザードが死に、ヒュンケル、クロコダインが裏切り、戦力は半減してしまった。
怒るハドラーの前に稲妻と共に一人の男が現れた。魔王軍師ガルヴァス―ダイ魔王バーンの息のかかった男、今まではハドラーの影として動き、表に現れなかったのだが、いずれは魔王軍司令の座につこうとチャンスを狙っていたのだった。このハドラーのすきに乗じてダイを倒し、大魔王に実力を認めてもらおうと6人の新軍団長をそろえ、ダイ退治に出撃した。
パプニカ王国はガルヴァスと6大将軍に占領された。ガルヴァスのもくろみどおり、ダイ、ポップ、マァム、レオナ、ゴメちゃん、バダック、アポロ、マリン、エイミが現れ、激しい戦いとなった。逃げまどう子どもを助けようとしたマァムが不死将軍の呪いの毒を受け、魂をぬきとられてしまう。
反撃するダイに6大将軍の一人、超竜将軍が功を焦り、ひとり向かったがダイの相手になるはずもなかった。ガルヴァスはダイに再戦を予告し姿を消した。
「ハドラーの軍団長たちが次々と第二に敗れたのは個々の手柄争いになってしまったからだ。ダイを仲間から切り離し、6大将軍が一気に襲い掛かれば必ず勝てる。戦いとは必ず勝たねば価値はないのだ。」ガルヴァスは6大将軍に向かい言った。
魂をぬかれ、瀕死の状態のマァムを気遣うダイ達のもとにガルヴァスの罠が襲う。マァムを救うにはヘルナの森にある、抜かれたマァムの魂を取り戻さなければならない。しかし森は、強力な沼気を発し、神魔水なしでは命をおとすという。ガルヴァスの罠にあえて挑み、一人で森へ向かうダイ。
待ち構えるガルヴァスと6大将軍を前の森の沼気に倒れるダイ。
あわやというところにヒュンケルが現れる。そしてクロコダインも。魔王軍の裏切りものがダイを助けようとガルヴァスに立ち向かっていった。
ポップも加わり、ダイ、ヒュンケル、クロコダイン達と6大将軍との戦いの火蓋が切っておとされた。