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作品紹介

スラムダンク  吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏

Slam Dunk 4:Roar! Basketman Spirit

1995(平成7年)/7/15公開 40分 カラー ビスタ 映倫番号:26138 
配給:東映 製作:東映 / 集英社 / 東映アニメーション

劇場公開4作目。陵南戦を控え練習に励む花道たちのもとに、是非一緒にプレイしたいと申し込んできた少年がいた。その少年・水沢は流川とともにインターハイに出場することが夢だという。湘北バスケ部のメンバーたちは、一度はその申し出を断るものの、少年のバスケット選手生命が残り少ないことを知って引き受けることにする・・・。

1995年夏「東映アニメフェア」公開作品

スラムダンク  吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏
(C)井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション

スタッフ

原作:
監督:
脚本:
音楽:
美術:
  • 主題歌:「ぜったいに 誰も」ZYYG

ストーリー

決勝リーグ・陵南戦を間近に控え、連日、湘北バスケット部のメンバーたちはハードな練習をこなしていた。中でも流川は今まで以上に気合が入っており、全国制覇に向けて暑い日を過ごしていた。そんな中、赤木晴子の家に中学時代の友人、水沢茜が訪ねてきた。
茜の弟イチローは流川の後を継いで富が丘中学のバスケット部のキャプテンを務めていた。流川が湘北に入った今、イチローの夢は湘北で流川とともにインターハイで全国制覇を成すことだった。だが、突然のアクシデントがイチローの夢を砕いてしまった。バスケットマンの命でもある脚に激痛がはしり、後遺症を残さないためには一日も早い手術が必要だというのだ。この突然の病気で、イチローの選手生命は絶たれた。絶望のどん底に落ち、手術を拒むイチロー。「一日でいいから、流川先輩ともう一度プレイしたい」それがイチローの最後の願いだった。
晴子の計らいでイチローの夢が叶った。湘北メンバーと練習試合をすることになったのだ。メンバーは2チームに分かれた。赤木・木暮・流川・桑田・潮崎。対する、三井・リョータ・花道・安田・そしてイチロー。イチローは神奈川県中学ナンバーワンのフォワードである。中学生とは思えないほどのプレイに三井もリョータも花道も感心した。だが、そのイチローをマークしたのは流川だった。イチローと流川の攻防。イチローがどんなに鮮やかなプレイを決めても必ず止められてしまう。容赦のないプレイをみせる流川だったが、それはイチローのバスケットにかける想いをくんでのことだった。「俺と勝負したいだろ」マンツーマンで対峙する流川とイチロー。練習試合とは思えぬ気迫のこもった試合展開にみんなが息をのんだ。だが、それだけではなかった。流川のプレイしか知らなかったイチローは、赤木のゴリラダンク、三井の3Pシュート、リョータのオフェンスプレイ、そして花道のジャンプ力に加えたがむしゃらなプレイやリバウンドに圧倒された。ひとりひとりがベストをつくして試合は進む。そしてゲームオーバー。
イチローの願いが成就した。もう流川たちとプレイすることは2度とないだろう。だが充足感で一杯のイチローは手術を受ける決心をしたのだった。

スラムダンク  吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏
(C)井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション
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