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プロゴルファー織部金次郎3 飛べバーディー

1995(平成7年)/9/15公開 104分 カラー ビスタ 映倫番号:114604 
配給:東映アストロフィルム 製作:レオナ / 武田鉄矢商店 / ポニーキャニオン

映画化第3弾。北海道の大原野を舞台に、トーナメント優勝にかける織金と、“スナック・バーディ”の仲間たち、恋人・桜子の織金に対する人情味あふれる情感をしっとりと描きつつ、若い牧場主と若く可愛い女子ゴルファーとの恋愛模様も盛り込んでいる。
監督は主演の武田鉄矢。プロゴルファーの丸山茂樹が映画初出演を果たしている。

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ストーリー

プロゴルファー生活18年、未だ一勝もしてない織部金次郎は、今年こそはとトーナメントの予選場を渡り歩いていた。二本松オープンに向かう車内で若い女子プロゴルファー日向みずきに出会い、楽しく会話したものの、試合のほうは肝心の決勝でみずきの教えてくれたグリーンの情報が誤っていたため得意のバンカーショットをOBしてしまう。前向きな織金は次の試合のことを考えていたが、費用がないので社長・脇田に前借りしようとしていたところ、練習場のネットが破れていたので、やむなくその修理をかって出たが、はしごが倒れて古傷の腰や手首を痛めてしまう。二週間後に試合を控えリハビリに励んでいた織金のところにみずきが謝りに訪ねてきて、かわりにレッスンプロを引き受ける。練習場でもたまり場のスナック・バーディでもすっかり人気者になったみずきだが、彼女は地元の北海道に牧場を営む恋人がいた。だが、その彼はゴルフ場との土地問題でもめていて、そのトラブルを避けるかのように招待されている地元の大会の出場を棄権しようとしていた。織金の説得でようやく出場するために町を去る決心をするみずき。一方、そんな事実を知らない織金の仲間たちは親しげな二人の関係を誤解し、織金を思い続ける桜子も意気消沈していた。
裏シードをかけたトーナメントの日、織金はツキにも恵まれあともう一息のところ、雷雨のため土壇場で中止となってしまう。
もはや試合に出る費用のない織金に桜子がそっと貯金通帳を渡すのだった。遥か北海道の地までやって来た織金は、奇遇にも宿泊先の近くでみずきの恋人・大場と出会い友情を交わす。しかし、試合のほうはトーナメント予選で欠場者が出ず、崖っぷちに立たされるが、季節外れの大雪が降り、空港閉鎖でゴルフ場にこれない選手が出たため、マッチプレートーナメントに出場できることになる。TV画面から遠くで奮闘している織金にエールを送る“バーディ”の仲間たち。そして厳しい試合運びの中、接戦の末36ホール目で見事決勝進出を果たす。
いよいよ最終日。仲間たちのカンパで現地まで応援に駆けつけ、キャディをつとめることになった桜子にも見守られ、織金は新進気鋭の若手コンコルド・鈴木を相手に、腰の激痛に耐えながらも大健闘。コンコルド・鈴木のミスショットにも助けられ、イーブンのまま決勝ホールへともつれこむ。

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