1997(平成9年)/3/15公開 87分 カラー ビスタ 映倫番号:114949
配給:東映 製作:EVA製作委員会
1995年10月から1996年3月にかけて放映されたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。その未完ともいえるTVシリーズの最終回は大変な話題に。その謎を解明する新しい物語を望むファンの期待に応え,「DEATH」「REBIRTH」の2部で構成された劇場版。
「DEATH」はTVシリーズの第弐話から第弐拾四話までの内容に大量の新作カットを加えて再編集した作品。「REBIRTH」は、第弐拾伍話、最終話を新たな物語として描く「完結編」の第1弾。1997年夏に公開された「Air/まごころを君に THE END OF EVANGELION」と併せて完結となる。
「DEATH」
人類の半分が死滅した大災害“セカンド・インパクト”から15年後、人類は使徒の襲来を受け、絶滅の危機に瀕していた。特務機関ネルフの最高司令官・碇ゲンドウは、使徒を迎撃するため汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者に実子・シンジを選ぶ。内向的な性格のシンジは一旦は搭乗を拒否するが、傷だらけの少女・綾波レイがエヴァに乗せられようとするのに耐えかねて承諾、使徒を次々と倒していく。戦いの中、シンジは弐号機のパイロット・渚カヲルに出合い、初めて心を許すが、彼の正体は最後の使徒だった…。
「REBIRTH」
カヲルを殺してしまったことで心を閉ざしてしまうシンジ。そんな時、ネルフの本部を謎の組織「ゼーレ」が襲撃。ネルフの作戦部長ミサトは、自我喪失状態のアスカを弐号機に搭乗させてゼーレへ対抗させる。更に、ミサトは、シンジを探し出して初号機へと押し込むのだが…。