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時雨の記

1998(平成10年)/11/14公開 120分 カラー ビスタ 映倫番号:115362 
配給:東映 製作:セントラル・アーツ / フジテレビジョン / 東映ビデオ

芥川賞作家・中里恒子のベストセラー小説を主演の吉永小百合のたっての希望により映画化。
日活時代から29年ぶりの共演となる渡哲也が相手役をつとめ、劇中で20年ぶりに再会し、愛し合う男と女を演じている。
監督は巨匠・澤井信一郎。移りゆく鎌倉・京都・奈良の美しい四季をとらえた木村大作のカメラがひときわ冴える大人のための上質な「ラブ・ストーリー」である。

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ストーリー

仕事も地位も家族も捨てて、女とともに山の庵に住みたい。野性にも似た夢を一途に紡ぐ男と、その夢を情感こめて抱き取る女。男・壬生は56歳。若い頃、通夜の席で見初め、20数年想い続けて女と偶然再会する。女・多江は48歳。夫を早くに亡くし、今は鎌倉で生け花を教えながら慎ましく生きている。人生の秋にさしかかった二人は思いがけない出会いの中で、ためらい、揺らぎながら、確かな愛を深めていく。

時雨の記
(C)1998 セントラルアーツ・フジテレビジョン・東映ビデオ
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