2001(平成13年)/1/13公開 104分 カラー ビスタ 映倫番号:115935
配給:東映 製作:トゥーマックス / オービー企画
ディテールにこだわったカーバトル描写に加え、登場人物の熱い青春を切り取ったドラマ展開が車ファンのみならず幅広い若者層に支持され、TVシリーズに続き、劇場版として登場。監督は山口史嗣。しげの秀一の原作をもとに「剣之介さま」の戸田博史と「ガンバとカワウソの冒険」岸間信明が共同で脚本を担当。
「オレたちの県外遠征チームに加わらないか?」「天性の才能に理論が加わればお前は無敵だ・・・」。拓海のもとに、走り屋チーム「レッドサンズ」の天才リーダー高橋涼介が訪れるところから物語は始まる。「・・・お前の力が、必要だ」。拓海にとって憧れの存在である涼介からの誘いに拓海は心を動かされるが、拓海は即答できない。周囲に巻き込まれるようにはじまった走り屋としての日々に、拓海は自分自身の方向性を見出せないでいたのだ。その答えを求め、拓海は自ら夜のバトルステージへ身を投じていった。唯一敗北を喫したランエボ軍団「エンペラー」の須藤京一へのリベンジ。MR2を操る男、小柏カイとの日光いろは坂を舞台にした、お互いに親から秘策を受けた親子二代の因縁バトル。激闘のバトルの末、生まれ変わったハチロクの新しいエンジンの戦闘力と恐れを知らぬ常識を超えたドライビングテクニックが拓海に勝利をもたらす。 そしてクリスマスがやってきた。互いに想いを寄せ合いながらもすれ違いを続ける拓海となつき。だが、来年の春の卒業までにもう一度拓海と気持ちを通じ合わせておきたいと、自分の気持ちを伝えるなつき。が、拓海は自分の気持ちに素直になれないでいた。そんな時、なつきから電話が入る。「助けて拓海クン」何者かに連れ去られたなつみを探しに、拓海はアクセルペダルを目一杯踏み込んだ。雪道の中を猛スピードで駆け、なつきを助け出した時、「オレ・・・お前のこと・・・好きだ!」なつきの危機を救ったとき、拓海はなつきが自分にとって大切な人間であることにはっきり気付いた。やがて春を迎え、新しい世界へ旅立ちの時期を迎える拓海。父・文太は「お前の好きにすれば良い・・・」拓海が出した結論は、涼介にバトルを申し込むこと。自分の限界を確かめるため、最強のライバルとの白熱のバトルへ向う拓海。その中で拓海が見つけたものとは?