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サクラ大戦 活動写真 

2001(平成13年)/12/22公開 85分 カラー ビスタ 映倫番号:116171 
配給:東映 製作:セガ / 角川書店 / Production I.G. / IMAGICA / レントラックジャパン / 日本出版販売 / キャラアニ.com

太正15年、通常の軍隊や警察では太刀打ちできない降魔から帝都を防衛する秘密部隊「帝国華撃団」が組織された。隊長を除くメンバーは霊力のすぐれた乙女ばかりで、表では帝都の人気スタア「帝国歌劇団」として大帝国劇場で華やかに舞い踊り、ひとたび帝都に危機が迫ると「霊子甲冑」に身を包み戦うのである。 「天外魔境」の広井王子原作、「ああっ女神さま」の藤島康介キャラクター原案、「トップをねらえ!」の田中公平音楽の大人気作品を、映画化するにあたり、「エヴァンゲリオン」の仕掛け人大月俊倫がエグゼクティブプロデューサーに迎え、また「攻殻機動隊」等のプロダクションI.G.によるCGを効果的に戦闘シーンやレビューシーンに効果的に使用することでサクラ大戦の世界をより豪華絢爛にしている。 またこの作品といえば「帝国歌劇団」の舞台シーンも大きな見せ場。今回は泉鏡花の「海神別荘」に挑戦。ラチェット役には劇団四季で「キャッツ」などで活躍した久野綾希子を起用。 「冬の角川アニメ4本立て」の一作として公開された。

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ストーリー

太正15年12月の帝都は、ことのほか訪問者たちの多い月であった。花組の隊長である大神中尉が巴里へたち、クリスマス公演の興奮も醒めやらぬ大帝国劇場に一人の女性が訪れた。彼女の名はラチェット・アルタイル。元星組の隊長であった経歴を持つ彼女は、紐育華撃団設立の準備の為、帝国華撃団花組に配属されたのだが、戦闘でも舞台の演技でも合理主義、個人主義に徹するラチェットに花組の面々はとまどいを隠せなかった。時を同じくして、二人の男がアメリカからやってきた。それはアメリカの数多くの企業の中でも群を抜いた科学力を誇るダグラス・スチュアート社(DS社)のブレント・ファーロングとパトリックであった。ブレントたちは政治家の田沼と結託して帝国陸軍に無人霊子甲冑を売り込もうと画策していた。一方、帝都は謎の降魔たちの襲来に悩まされていた。今日もまた材木町に現れた降魔と戦う花組の前に突然、正体不明の人形蒸気が現れる。圧倒的な強さで降魔たちを蹴散らす姿に花組一同は驚きを隠せなかった。この人形蒸気こそDS社の無人霊子甲冑ヤフキエルであった。DS社のこの強引なデモンストレーションによって、陸軍でヤフキエルを採用する事が正式に検討されはじめる。陸軍上層部からの命令でヤフキエル部隊との共同作戦を強いられる花組だが、ヤフキエルの不自然な運用にレニが負傷を負ってしまう。度重なる出撃全てにおいて花組達より先に出撃し降魔たちを撃退していくヤフキエル部隊に疑惑の念を抱いたマリアは単身ヤフキエルの製造工場に侵入を果たすが、消息が途絶えてしまう。そしてヤフキエル部隊の優秀性と度重なる花組の失態を考慮した賢人機関は遂に帝劇の降魔撃退の任を解くことを決定する。レニの負傷、マリアの行方不明にゆれる花組にさらなる衝撃が走った。「花組が解散!!」遂に動き出した帝都を揺るがす謀略の罠。本当に花組は解散してしまうのか?大神のいない花組に史上最大の危機が訪れる・・・

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