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69 sixty nine

69 sixty nine

2004(平成16年)/7/10公開 114分 カラー ビスタ 映倫番号:116792 
配給:東映 製作:東映 / 東映ビデオ / テレビ朝日 / TOKYO FM / WOWOW / 朝日放送 / カルチュア・パブリッシャーズ / S・D・P / 朝日新聞社 / 長崎文化放送

村上龍の作品の中でも最もポップな作風で親しまれている自伝的小説を李相日監督が映画化したコミカルでエネルギッシュな青春ドラマ。1969年当時の佐世保が舞台。退屈は敵とばかりに尤もらしい理屈を捏ねつつ、不純な動機満載でフェスティバル開催や学校のバリケード封鎖に奔走する高校三年生の夏を描く。相変わらずズバ抜けた会話のセンスが炸裂する宮藤官九郎の脚本は小気味良く、全編に流れる60年代ロック&ポップ&歌謡曲が楽しすぎる映画を盛り上げている。

69 sixty nine
(C)2004「69 sixty nine」製作委員会

スタッフ

原作:
監督:
脚本:
撮影:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「いとしい人(Single Ver.)」CHEMISTRY

ストーリー

高校生・矢崎剣介=ケンはいつものように掃除をサボり、仲間の山田正=アダマや岩瀬学=イワセと屋上から女子生徒のマスゲーム訓練を眺めていた。「何かを強制される集団は醜い・・・」アダマの真面目な言葉に都合良く乗っかったケンは、「そうだ!女子の弾力ある肌は波打ち際を黄色い声を挙げながら走る為にあるのだ!彼女たちを解放しよう!」と、映画と演劇とロックが一体となったフェスティバルの開催を目論む。人生は楽しまなくてはならないというモットーもさることながら、ケンには北高一のクールビューティー、憧れの松井和子=レディ・ジェーンを主演女優に据えて映画を撮れば、監督兼主演男優として大手を振ってイチャイチャ出切るという、しようもない野望があったのだ。ケンの妄想と共に計画は膨れ上がり、全くの思いつきから「学校の屋上をバリケード封鎖する」作戦の決行にまで至る。しかしそれは、テレビ局や新聞社をも巻き込み、警察が捜査に乗り出す大騒ぎになってしまうのだった。ケンたちの運命は!?フェスティバルの行方は!?

69 sixty nine
(C)2004「69 sixty nine」製作委員会
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