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恋人はスナイパー劇場版

2004(平成16年)/4/17公開 112分 カラー ビスタ 映倫番号:116859 
配給:東映 製作:「恋人はスナイパー 劇場版」製作委員会

テレビ朝日系で放映された同名の単発スペシャルドラマ2篇に続く最終章として映画化。原作はミステリー界の巨匠・西村京太郎、脚本は「踊る大走査線」シリーズの君塚良一。本作のフューチャリング・ポイントは大胆なドラマ設定と巧みなストーリーテリングもさることながら、ダブル主演・内村光良と水野美紀の高い身体能力と研鑽から生み出されるエンタテイメント志向のアクションパートである。特にストーリー後半、超一流のスキルを持つ主人公のスナイパーが、最新の銃器を巧みに繰る最強の敵と対峙し、超高層ビルでの最終決戦で展開する極限の駆け引きとスナイピング合戦は必見。

恋人はスナイパー劇場版
(C)「恋人はスナイパー 劇場版」製作委員会

スタッフ

原作:
監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「ONE MORE TIME」AJI

ストーリー

「日本国民1億3千万人を誘拐した。身代金は5千億円」国際犯罪組織<1211>を名乗る犯人から首相官邸に入った1本の電話が事件の始まりだった。翌日、東京で若いカップルが狙撃され、その後も全国各都市で犠牲者が続出、被害は次第に拡大していく。卑劣な無差別テロに人々は震え上がる。事件解決のため政府と警察上層部は、嘗て世界のVIPを震撼させ、今は懲役250年の刑に服する伝説のスナイパー・王凱歌(ウォン・カイコー)を香港から呼び寄せた。凱歌は捜査を担当する円城寺きなこと、以前スナイパーと刑事という関係を越えて愛し合った仲だった。しかし、きなこは上司である船木との結婚を間近に控えていた。皮肉な再会を果たした二人を、きなこの父・雁太郎は複雑な気持ちで見守る。事件の主犯は<1211>のスナイパーで嘗て凱歌の弟分だった范火清(ハン・ホアチン)と組織のトップであるコー・村木と見られていたが、凱歌はその背後にもう一つの黒幕がいると睨む。奔走する捜査陣を嘲笑うかのように、犯人グループから犯行記録ビデオ、さらには首相と犯人の会話を録音したテープがマスコミ各社に送りつけられ、事態は急展開を迎える。そして、捜査線上には警察上層部に太いパイプを持つエリート弁護士・神宮児正午の影が朧気に浮かぶ。凱歌の天才的スナイピング・テクニック”ときなこの類稀なる“カンフー”を武器に二人は強大な敵に敢然と立ち向かう。

恋人はスナイパー劇場版
(C)「恋人はスナイパー 劇場版」製作委員会
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