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バルトの楽園

THE ODE TO JOY

2006(平成18年)/6/17公開 134分 カラー ビスタ 映倫番号:117355 
配給:東映 製作:「バルトの楽園」製作委員会

主人公・松江をテレビ、舞台ともに時代劇の第一人者として圧倒的な人気を誇る国民的スター・松平健、そしてドイツ人総督クルト・ハインリッヒ役を「ベルリン天使の詩」「ヒトラー~最後の12日間~」で主役を務めた世界的名優ブルーノ・ガンツが演じるほか日独映画界を代表する豪華な顔ぶれが揃う。物語のクライマックスに、世界最高峰と歌われたヘルベルト・フォン・カラヤン指揮の『第九』をしよう。美しく、迫力に満ちた戦慄が万人を深い感動に誘う。約90年前の知られざる奇跡的な真実を壮大なスケールで映画化。

バルトの楽園
(C)2006「バルトの楽園」製作委員会

ストーリー

1914年、第一次世界大戦で日本軍はドイツの極東基地・中国の青島(チンタオ)を攻略。ドイツ兵4700人は捕虜として日本各地にある収容所に移送された。厳しい待遇が当然の収容所の中で、奇蹟のような収容所が徳島にあった。坂東俘虜収容所の所長を務める会津人の松江豊寿(とよひさ)は、陸軍上層部の意向に背いてまでも、捕虜たちの人権を尊重し、寛容な待遇を以って接した。捕虜達はパンを焼くことも新聞を発行することも、楽器を演奏することも、更にはビールを飲むことさえ許された。また、言語・習慣・文化の異なる地域住民の温かさに触れ、収容所生活の中で、生きる喜びを見出していく。そして休戦条約調印、大ドイツ帝国は崩壊する。自由を宣告された捕虜達は松江や所員に感謝を込めて、初めてベートベン作曲『交響曲第九番 歓喜の歌』を演奏することに挑戦したのであった。

バルトの楽園
(C)2006「バルトの楽園」製作委員会
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