2006(平成18年)/10/28公開 117分 カラー ビスタ 映倫番号:117385
配給:東映 製作:STUDIO SWAN / 東映 / エイベックス・エンタテインメント / 小学館 / スカパー・ウェルシンク / SWANフィルムパートナーズ
原作は、小説・映画・ドラマにと社会現象ともなった「いま、会いにゆきます」の市川拓司が、03年に公開された「恋愛冩眞 Collage of Our life」のアナザーストーリーとして、書き上げた小説「恋愛冩眞 もうひとつの物語」。 コンプレックス故に人の気持ちに鈍感になってしまい、写真を唯一の趣味とする主人公・誠人と彼を一途に慕うようになる静流を軸に、同級生たちの群像をもセンシティブに描く。東京とニューヨークを舞台に、それぞれの気持ちが交錯しあう切ない愛の物語。監督は数多くのTVドラマを手懸けてきた新城毅彦。本作が劇場用長編映画初監督作品である。
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クリスマスで賑わうニューヨーク。1通の手紙を手に佇む誠人。ニューヨークから来た静流の手紙。何も言わずに自分の前から姿を消してしまった静流に会う為、誠人はニューヨークへやってきたのだ。6年前-コンプレックスの為に入学式を欠席した誠人は幼い容姿の個性的な女の子 静流と出会う。車通りの多い横断歩道を渡ろうとしている静流に誠人が声をかける。「ここは渡れないから、向こうから渡った方がいいよ。」写真が趣味の誠人は不思議な行動をとる彼女に思わずシャッターを切る。この瞬間、静流は誠人に恋をしてしまった。大学生活になかなか馴染むことができない誠人と静流。一人で写真を撮りに出かける誠人についていく静流。誠人とただ一緒にいたい一心で静流もカメラを手にするようになる。誠人にカメラを教えてもらいながら二人でキャンパス裏の森へ写真撮影に行く日々。しかし、誠人はクラスの人気者のみゆきに片思いをしていた。いつも一緒にいるけれど、静流のことは女の子として見ていない誠人。誠人の為に、静流は大人の女性になろうと心に決める。そんな静流の気持ちの変化に気づかない鈍感な誠人。ある日、静流はコンクール応募用に、あの森で誠人とのキスの写真が撮りたいと言う。誠人と静流は森でキスする。二人にとって初めてのキス。静流にとって初めての瞬間。誠人の心にも、ある変化が・・・。しかし、その日を境に、静流は誠人の前から姿を消してしまう・・・。