作品検索

作品紹介

Dear Friends ディア フレンズ

DEAR FRIENDS

2007(平成19年)/2/3公開 115分 カラー ビスタ 映倫番号:117699 
配給:東映 製作:「Dear Friends」製作委員会

270万部を超える大ベストセラー「Deep Love」シリーズで一躍カリスマ的存在となった作家Yoshiが、きれいごとばかりではない高校生の友達関係を赤裸々に描き、「本当の友情とは何か?」を問い掛ける、もうひとつのDeep Love-「Dear Friends ディア フレンズ」。過激な描写の中に込めたストレートなメッセージと読者の実体験を盛り込んだリアリティーある物語が、女子中高生から女子大生、OLにも共感され、口コミだけで小説は50万部、コミックスも30万部を超えるロングセラーの原作を映画化。10代の女の子が抱える、友達関係の悩み、親との葛藤を丁寧に描く一方で、スピード感溢れる映像と音楽に乗せて、切実なメッセージを問い掛ける作品である。

Dear Friends ディア フレンズ
(C)2007「Dear Friends」製作委員会

ストーリー

学校をサボり、クラブで取り巻きと夜遊びを繰り返す・・・。誰もが羨む完璧なルックスを持ち、周囲からもてはやされ自由奔放に生きる女子高生リナの日常は、自らのガン発症によって一変する。辛い治療の日々が始まり、薬の副作用で髪は抜け落ち、痩せこけ、自慢の容姿が徐々に衰えていく。今まで利用してきた”友達”から見放され失意のリナを小学校からの同級生であったマキが訪れ、古いオルゴールを差し出す。リナは忘れてしまっていたが、そのオルゴールは、小学生の頃、リナが「友達だから」とマキに贈ったものだった。そのときのリナの言葉と、このオルゴールが自分を今日まで支えてくれたのだと告げたマキは、それから毎日のようにリナの病室を見舞い励ますのだった。手術後、消えない傷跡を胸に負い、絶望の淵に立たされたリナは自らの命を絶とうとする。マキは自分も同じ痛みを味わうから死なないで欲しいと自分の胸にナイフを突き立てる。マキの命がけの説得に思いとどまったリナは、本当の”友達”という大切な存在に気づくのだった。ガンを克服し、退院の日を迎えるリナ。無意識にマキの姿を探すが、彼女の姿はどこにもなかった。「マキ、一体どこへ行ってしまったの・・・?」

Dear Friends ディア フレンズ
(C)2007「Dear Friends」製作委員会
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)