2008(平成20年)/5/1公開 117分 カラー ビスタ 映倫番号:117930
配給:東映 製作:「相棒-劇場版-」パートナーズ
頭脳明晰な杉下右京と熱血漢の亀山薫。警視庁の窓際部署“特命係のふたりが、抜群のコンビネーションで難事件の真相を解明していく人気の刑事ドラマ「相棒」が、遂に映画化!
右京と薫を演じるのは水谷豊と寺脇康文。鈴木砂羽、高樹沙耶、岸部一徳をはじめ、実力派レギュラーキャストたちは、TVシリーズで育ててきたキャラクターをより深みのある演技で魅せる。また「相棒」ならではの、ストーリーに寄り添ったゲストキャラクターたちが物語を盛り上げる。監督は、シリーズを立ち上げから手がけ、その世界観を確立した和泉聖治。「相棒」の魅力をさらにスケールアップしたスピーディな展開とアクション、芳醇な人間ドラマと推理性・社会性を兼ね備えた極上のエンターテイメントの誕生だ!
謎の記号から始まる首都壊滅のカウントダウン
浮かび上がる巧妙に仕組まれた爆破計画!?
東京郊外の巨大なテレビ塔で元人気ニュースキャスターの仲島孝臣の死体が発見された。現場には「f6」という謎の記号が――。
警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は、刑事部長らから、小包爆弾のターゲットとなった衆議院議員の片山雛子の護衛を命じられた。雛子は爆発物で襲われるも、無事に海外視察に出立。襲撃現場には「d4」の記号があった。
右京と薫は、会員制webサイトSNS内に「処刑リスト」と名づけられた掲示板があることを知り、仲島と雛子の事件が予告殺人だったことを突き止める。さらに、2週間前に交通事故死していた来生判事の名前もリストに連ねられ、その事故現場から「e4」の記号を発見した右京は、それらの暗号がチェスの手を示す棋譜の記号で、一連の事件は連続殺人であると確信する。
手詰まりとなった捜査一課をよそに、右京は「処刑リスト」サイトを管理者から乗っ取ったという正体不明の人物のアドレス「stalemate@hot‐free.net」にあてて、次の一手をメールしていた。意外にも返事があり、そのまま真剣勝負の対局へ。薫らが見守る中、ついに右京が「チェックメイト」を告げる。そしてその投了図から驚愕の事実が発覚!それは未曾有の大事件の始まりだった。右京と薫が史上最大の難問に挑む!!
「相棒」シリーズ(6)