2007(平成19年)/12/1公開 91分 カラー ビスタ 映倫番号:117832 PG12
配給:東映 製作:「XX」製作委員会
“サウンドノベル”と呼ばれる新しい手法で多くのファンをひきつけ、2004年第1回『このミステリーがすごい!』大賞で話題をさらった上甲宣之原作の 「そのケータイはXX(エクスクロス)で」が待望の映画化。監督は、『バトル・ロワイアル』シリーズ、『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』を手がけた深作健太。脚本は、『デスノート』シリーズの大石哲也。
傷心旅行に訪れた温泉地で、突如襲い掛かってくる村人たちから逃げ惑う女子大生・しよりを演じるのは、一流のピアニストでありながら女優としても幅広く活躍している清純派・松下奈緒。自己中心的な性格であり、ケータイなしでは生きていけない今どきの女子大生で、謎の女・レイカとの壮絶な闘いを繰り広げる愛 子を演じるのは、ヒット曲連発のトップアーティストから一転、新境地を開いた鈴木亜美。この二人が初共演、恐怖に怯える女子大生を熱演している。
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人里離れた温泉地「阿(あ)鹿(しか)里村(りむら)」。訪れる人々を常に監視しているようなどこか怪しげな村人たち。この「阿鹿里村」には絶対に知られてはならない秘密があった…。
誰にでも優しく、友人の多いしより。自由奔放な性格の愛子。彼氏に浮気され、落ち込むしよりを親友の愛子が「阿鹿里村」への温泉旅行に誘う。全てを忘れようと旅行に来たしよりだが、ふとしたことがきっかけで愛子と喧嘩になってしまい、二人は別々の行動をとることになる。日が落ちて静まり返った村。突如、村中が停電に見舞われる。暗闇の中で、部屋の奥から鳴り響く謎の携帯電話。「今すぐ逃げろ!足を切り落とされるぞ!!」
見知らぬ声の主の叫びとともに村の様子が一変、狂気と化した村人たちが、小屋で独り過ごしていたしよりに襲い掛かってくる。小屋の四方を取り囲んだ村人たちを振り切って、着の身着のまま飛び出すしより。頼りの愛子の携帯はつながらない。しよりは友人の弥生に電話をするが、“「阿鹿里村」という村は存在しない。愛子には気をつけて…”と告げられる。彼氏の浮気は、愛子が仕組んだのだった。湧き上がる疑念。愛子は何を企んでいるのか?
一方、愛子も謎の女レイカに襲われ、窮地に陥っていた。鮮血が壁を伝い、死の恐怖を目の当たりにする愛子。複雑な人間関係が謎を深め、二人はさらなる恐怖へと追い込まれてゆく・・・。