2007(平成19年)/10/27公開 91分 カラー ビスタ 映倫番号:117886 PG12
配給:東映 製作:「仮面ライダーTHE NEXT」製作委員会
「仮面ライダー」シリーズの最初のライダー、1号・本郷猛と2号・一文字隼人の物語を、石ノ森章太郎の原作マンガをベースに現代視点で全く新しく映画化された作品が「仮面ライダーTHE FIRST」。本作はその続編であり、更なる展開が巻き起こる。
仮面ライダー1号・本郷猛は前作に引き続き黄川田将也。仮面ライダー2号・一文字隼人も前作から出演の高野八誠。また本作に新登場の仮面ライダーV3・風見志郎は加藤和樹が演じている。ヒロインにはDVDや写真集が好セールスを記録している石田未来。もう一人のヒロインはモデルとしても活躍する森絵梨佳が出演。また、ショッカー首領の声は納谷悟朗。初期TVシリーズでも首領の声を担当していた。ファンにはたまらない起用である。
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奇怪な事件が発生する。
連続的に惨殺死体が発見されるが、そのいずれも顔が切り刻まれていたのだ。やがて、都市伝説のような噂が流れ始める。惨殺死体の現場には、いつも超人気アイドル・Chiharuの曲が流れているのだ、と。
そんな事件が世間を騒がす頃、本郷猛は高校の教壇に立っていた。猛はかつて、世界支配を構想する秘密結社「ショッカー」により人体を改造され、超人的な能力を持つ仮面ライダーとなったが、人々を脅かす「ショッカー」を憎み、彼らを倒すための戦いに身を投じていったのだった。
猛のクラスに菊間琴美という生徒がいた。彼女は人気アイドルのChiharuと親友だったが、最近全く連絡が取れなくなってしまったのだという。猛は琴美と共にChiharuのマンションに向かうが、その二人の前に、異形の怪人・チェーンソーリザードと6人の仮面ライダーが現れる。彼らは「ショッカー」の改造人間であった。猛は自らも仮面ライダーの姿となり、戦闘を開始した。これまで、ショッカーの改造人間と幾度も戦ってきた猛だったが、自分と互角の能力を持つ6人のショッカーライダーとチェーンソーリザードの前に苦戦し、サイクロンでその場を離脱する。
一方、「ショッカー」の改造人間・シザーズジャガーは、日本人すべてを標的とした計画の準備を進めていた。ナノロボットにより同時多発的に人造改造手術を行おうというのだ。
Chiharuの様子を尋ねようと、彼女の兄・風見志郎のもとを訪ねた猛と琴美の前に、またしてもチェーンソーリザードとショッカーライダーが現れる。そのうえ、風見志郎本人までもがマスクを装着。志郎は仮面ライダーV3だったのだ。猛は、志郎たちと激しく戦うが、やがて窮地に追い込まれる。そこにもう一人の仮面ライダーが現れ、猛を危機から救う。それはかつて共に戦った一文字隼人であった。
シザーズジャガーの計画は、実行に移されようとしていた。大量のナノロボットが、日本に上陸してしまったのだ。
猛は、隼人は、この陰謀を叩き潰すことができるのか?志郎は妹Chiharuの真実にたどりつけるのか?すべてを決する戦いは、もう目前に迫っていた。
「仮面ライダー」シリーズ(68)