2008(平成20年)/11/15公開 126分 カラー ビスタ 映倫番号:118206
配給:東映 製作:「ラブファイト」フィルムパートナーズ
まきの・えりによる原作を、『ミッドナイトイーグル』の成島出が映画化。プロデュースには、本作の脚本にほれ込んだ俳優、大沢たかおが初参戦し、キーパーソンとして出演も果たした。ヘタレ男子から男らしく成長していく稔役は、『バッテリー』『ダイブ!!』の林遣都。闘うヒロイン亜紀を演じるのは、『幸福な食卓』『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の北乃きい。数々の映画賞の新人賞を受賞している期待の若手俳優2人が等身大で不器用な初恋を描き、吹き替えなしの迫力溢れるボクシングシーンにも挑戦した。日本映画界の勢いを感じさせるピュアなパワフルラブストーリーがここに完成!!
幼なじみの稔と亜紀。幼い頃からいじめられっ子の稔は、いじめられる度、亜紀に助けられてばかりのヘタレ男子。成績優秀で容姿端麗、学校のアイドル的存在の亜紀は、実は喧嘩が滅法強いパワフルな女の子。“オトコオンナ”とバカにされ続けてきた稔は、亜紀への劣等感を克服するため、ついに決心する。“亜紀よりも強くなって、自分のことは自分で守れる男になるんや!”稔は、打倒、亜紀を目標に、いじめられているところを偶然助けてくれた元ボクサー、大木の門下生に。大木のジムに通いつめ、ボクシングに明け暮れる日々を送るが、最も知られたくない亜紀にジム通いがあっさりとバレ、彼女も稔と同じく、ボクシングを始めてしまう。いじめられっこ生活の賜物でパンチを避けるのは天才的ながらも、根っからの臆病者な上、亜紀への長年のトラウマもあって、なかなかパンチを繰り出せない稔。一方、亜紀は、そんな稔を尻目にボクシングに魅了され、どんどん強くなっていく。果たして稔は、亜紀を負かして、一人前の男になれるのか!?