2009(平成21年)/4/18公開 102分 カラー シネマスコープ 映倫番号:118379
配給:ワーナー・ブラザーズ映画 / 東映 製作:「おっぱいバレー」製作委員会
原作は、脚本家としても活躍する水野宗徳の実話を元にした青春小説。中学生たちがおっぱい見たさに頑張るだけのストーリーかと思いきや、実はそんな約束をさせられてしまった新任教師の女性が仕事に恋に悩みながら、自分の道を見つけていく成長物語だったりするから、この原作に出会った誰しもが思わぬ感動にやられてしまう。映画化に際し、時代背景と舞台は変更となったが、原作に流れる感動のエッセンスはそのまま。お疲れ気味の日本を元気にする、純度100%の青春エンタテインメントが完成した!
舞台は1979年、北九州。戸畑第三中学に新任教師として赴任した23歳の寺嶋美香子は、前の学校でのある事件で生徒の信頼を失い、教師という仕事に絶望していた。新天地での再スタート!と意気込んで男子バレーボール部の顧問に立候補した美香子だったが、男子バレーボール部の部室にいたのは、女の子のことしか頭にない5人の生徒。彼らはやる気もなければ、バレーボールもまともに触ったことのない、まさに廃部寸前状態だったのだ。美香子は彼らのやる気を出すために「試合に勝ったら何でもする」と宣言するが、なんと「試合に勝ったら、先生のおっぱいを見せて!」という、あり得ない約束をさせられてしまう。夢のような約束を手に入れた部員たちが“おっぱい”のために、今までとは別人のようにバレーの練習に打ち込む一方で、とんでもない約束をさせられ、最初は内心複雑な美香子だったが、少しずつ部員たちとの信頼関係を築いていくなか次第に教師としての自信を取り戻してゆく。だが、試合を間近に控えたある日、“おっぱいの約束”が学校に知られて大問題になってしまい…。