1947(昭和22年)/12/9公開 84分 モノクロ スタンダード
配給:大映 製作:東横映画
東横映画製作第3作。片岡千恵蔵の金田一耕助シリーズの第1作でもあり、横溝正史原作の「本陣殺人事件」を映画化したもの。
金田一耕助は、かつてアメリカ時代に世話になった久保銀造の姪の克子が、旧家である一柳家当主の賢蔵と結婚することを知り、結婚式に出席するために一柳家を訪れた。その式には女工時代の親友の静子も参加するという。だが、一柳家と久保家双方に結婚を妨げる怪文書が送られ、一柳家に「三本指の男」が現れていた。そして結婚式の翌朝、密室状態の離れで、克子と賢蔵の死体が発見される。金田一は早速調査に乗り出すのだが…。