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わが子ゆえに 

1949(昭和24年)/5/30公開 90分 モノクロ スタンダード 映倫番号:A381 
配給:大映 製作:東横映画

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ストーリー

貧しい農家に生まれたゆきえは家出した夫の良平を探すために、一子良吉をを連れ、祖父平作を残して家を出た。良平は北海道の炭鉱で働いていたが、すでにおたみという女が側にいて、彼女は子供を身ごもっていた。失意に暮れる暇もなく、ゆきえは良吉のために女手一つで働くことを決意するが、いくら働いても良吉を満足に養えない。だが良吉の将来を思うと死ぬことも許されず、山形屋の酌婦として住み込み働くことになった。一度は山形屋を追い出されるも、周りの人たちの行為で遂に自分の料理屋を持ち、良吉も学校に入れることができた。それから何年かが過ぎ、良吉は高校生となり、ゆきえも料理屋「しののめ」の女将として頑張っていた。良吉は芸妓の清香にほれ込み、母の忠告に反発して山形屋に入り浸り酒を煽る様になった。だが、山形屋でゆきえが自分のために骨身を削って働いてくれたことに気付き、自分の非に始めて気がつく。そして、祖父平作から良平が死んだという知らせを聞き、二人は良平を見送るために故郷に戻るのだが…。

わが子ゆえに 
(C)東映
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