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こんな女に誰がした 

1949(昭和24年)/7/4公開 89分 モノクロ スタンダード 映倫番号:A382 
配給:大映 製作:東横映画

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ストーリー

野戦病院の看護婦であったウタ子は、軍医の塩沢一郎と相愛であった。だが終戦間近の混乱で一郎が先に復員し、直後に終戦を迎えた。その後の混乱の最中、ウタ子は悪辣な婦長の手引きで瀬戸大尉に貞操を奪われてしまう。そしてそのたった1回の過ちで瀬戸の子を身ごもり、引揚船上で死産してしまった。帰国後、派出看護婦となったウタ子は偶然一郎と再会する。再会を喜ぶ二人だったが、ウタ子は過去の傷が心に重くのしかかっていた。一方一郎も新興成金の娘ちか子との縁組を両親に迫られ、ウタ子との結婚に反対されていたのだが、一郎は必死に説得し両親もしぶしぶ了承する。だが、そんな一郎の求愛にウタ子の心は張り裂けそうになり、遂に事実を手紙に告白し一郎に送った。だが、その手紙に一郎は気付かず求婚を続け、ウタ子は過去の罪を許されたと、結婚を承諾した。新婚の夜、改めて過去の告白をしたウタ子だったが、それ以来一郎の感情は一変、一郎や封建的なその両親から冷たく当たられ、哀しい毎日が始まった。だが真実に気付き心を開こうと決意した一郎であったが、ある日一緒に行ったダンスパーティー会場で、ウタ子は瀬戸と再会した。瀬戸はその夜ウタ子を奪おうと塩沢家に現れ、優柔不断な一郎に、ウタ子は塩沢家を去る…。

こんな女に誰がした 
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