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東京無宿 

1950(昭和25年)/2/1公開 104分 モノクロ スタンダード 映倫番号:127 
配給:東京映画配給 製作:太泉映画

東京無宿 
(C)東映

ストーリー

時代から取り残され没落した五十嵐家。父の克平は以前の華美な生活を忘れられず、茶室でお茶を立てて余生を楽しむ毎日で、病弱な妹の妙子は病に臥せたままになっていた。復員してきた長男の功も再就職の当てが見つからず、家財道具などを売って生活していくのもそろそろ限界に近づいていた。焦った功は戦友の橋本の誘いを受け、銀座の怪しげなキャバレーで働くことにした。底は表向きはキャバレーだがマスターの瀬川は高利貸しをしていて、功は高利貸しの取立てにこき使われるようになった。やがて妙子が亡くなり、父の克平はかつてのばあや、はまの暮らす田舎で世話になることに。父のもとを訪ねる時だけは昔の自分に戻れた功だったが、ある日その町で、以前取立てを行ったことのある女、よし子と偶然再会する。お互いの素性を知り、親密になっていく功とよし子。いつしか功は足を洗ってよし子と結ばれたいと願うようになるが…。

東京無宿 
(C)東映
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