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水戸黄門漫遊記　第一部　地獄谷の豪族

1952（昭和27年）/2/14公開　92分　モノクロ　スタンダード　映倫番号：617　
配給：東映　製作：東映

天下の副将軍が助さん格さんをつれ諸国漫遊の道すがら立ち寄った地獄谷で善玉悪玉が入り乱れる剣戟と胸のすくユーモアにみちた娯楽篇。

ストーリー

百姓に姿を変えて助さん格さんと共に諸国行脚をする水戸の黄門様が、信州の地獄谷にやってきた。ここは大老柳澤が野武士の残党を使って良民を苦しめていた。黄門様の到着早々、乱暴者の安藤六衛が刀を強奪しようとして失敗、彼の姪千世とその恋仲である仁礼友之助に当たりちらし、あわやという所で分別者の野武士立花甚左衛門が現れ、六衛をなだめて連れ去っていった。黄門は友之助を気に入って彼の家を訪ねるのだが、そこで思いがけず野武士の襲撃をうけてしまう。柳澤の秘命をうけて関根が一党をおだてて、家柄の立派な仁礼家の系図を奪おうとしていたのだ。黄門様一行は野武士に応戦するのだが、捕らえられ牢に投げこまれ、翌日直ぐに白州に引き出されてしまうのだが…。