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母の罪 

1952(昭和27年)/8/7公開 96分 モノクロ スタンダード 映倫番号:755 
配給:東映 製作:東映

僕のお母さん何処にいる・・・・・・満都の紅涙を絞った名作「己ガ罪」の映画化。涙なくして見られぬ傑作。

母の罪 
(C)東映

ストーリー

女たらしの高木の子を身ごもらされた圭子は男の子を出産した。だが圭子の父庄蔵は、圭子の将来の為にとその子をお島のもとに里子に出してしまった。心の傷も癒えた圭子は三島財閥の御曹子である敏正と結ばれた。誠実な夫との間に幸せな時間はあっという間に過ぎ、8年が経過した。だが圭子は敏正に過去を打ち明けることができないまま、今は正夫という一人息子をもつ身となった。在る夏の日、房州に旅行に出かけた正夫と圭子は、かつて里子に出したもう一人の我が子が、この地で雑貨商を営んでいたお島の元にいることを知る。そして、正夫と仲良くなったター坊こと太一郎という少年こそ、圭子が産み、今はお島が育てているその子であったのだ。そして時を同じくして、圭子と再会した高木が再び彼女に付きまとい、脅迫し始めた。ある日正夫は母の留守中にカブト岩に遊びに出かけたのだが、満潮になってしまい、帰れなくなって母と太一郎の名を叫ぶ。正夫を見つけた太一郎は彼のもとに泳いで駆けつけるのだが…。

母の罪 
(C)東映
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