作品検索

作品紹介

暗黒街の鬼 

1952(昭和27年)/8/14公開 85分 モノクロ スタンダード 映倫番号:769 
配給:東映 製作:東映

颯爽片岡千恵蔵が放つ二挺拳銃の痛快篇。次々に起る謎の殺人事件をめぐってダブルの健が探るキャバレー・コンガの秘密。

暗黒街の鬼 
(C)東映

ストーリー

朝霞にそびえたつ工場地帯。この地下道の入口に、何処からか死体が放り出されるという事件が2日続けて起きた。捜査当局はこの死体遺棄事件が、現在捜査中の密輸事件とつながりがあると考え捜査に乗り出した。同じ頃、雑誌出版の「時流社」の小牧社長が行方不明となった。街にはびこる悪を追求する事に情熱を傾けていた小牧は、その手のものに葬られたのではないかと言う噂が飛び交う。小牧の娘文子は、社員の原とともに真相を自分の手で追究すべく、唯一の手がかりである「コンガ」という店に向かった。酒と女にまみれた「コンガ」の地下には、秘密の鉄火場が隠されていた。「総統」と呼ばれる謎の男により、暗黒街の掟で支配されるその鉄火馬に、最近「ダブルの健」と呼ばれる男が現れた。二挺拳銃の腕が冴え渡るこの男こそ、実は小牧社長の片腕だった山田記者が変装した姿だったのだ。だが、失踪してから10日目、小牧の死体が湾岸で発見された。健の顔が涙でゆがむ。やがてコンガの地下に次々と武器が運び込まれ、若者たちが次々と狩り集められる。そして、総統が遂に正体を現した…。

暗黒街の鬼 
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)