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遊侠一代 

1952(昭和27年)/8/21公開 91分 モノクロ スタンダード 映倫番号:756 
配給:東映 製作:聯合映画

やくざの虫吉良の仁吉が、恋と任侠意地と度胸の一本勝負。新しい感覚で描いた文豪尾崎士郎の血煙り荒神山秘聞。

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ストーリー

吉良の里で生まれ育った仁吉は、村の祭りで乱暴を働く形ノ原一家を相撲の十人抜きで撃退するが、恨みを買って闇討ちにあってしまう。それを助けた寺津の間之助によって、仁吉はイカサマ賭博で父を追い詰めた形ノ原一家の紋六を痛めつけ、そのまま間之助の家で渡世人となった。形ノ原一家の用心棒となった角井森之助は仁吉を殺すよう依頼されたが、受け取った路銀を持ってそのまま流転の旅へと消えていった。仁吉の恋人おうたが桑名屋に売られていってしまったが、仁吉は何もできず見ているしかなかった。おうたは土地の顔役阿濃徳によって代官の陣馬源九郎の元に連れて行かれた。一方仁吉は清水の身内として名を売り始めていたが、朋友である神戸の長吉の亡父三回忌を見守るついでに桑名屋を訪ねるが、そこではお歌ではなく、阿濃徳の用心棒となった角井と再会する。おうたは仁吉恋しさから陣馬を殺し、やっとのことで仁吉の許に逃げてきた。だが、捕吏に捕まってしまう。そして、陣馬の死を契機に、阿濃徳は長吉の縄張りである荒神山を狙いはじめてきた。長吉は仁吉に助けを求め、仁吉は死を覚悟して荒神山に向かう…。

遊侠一代 
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