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銭なし平太捕物帖 

1952(昭和27年)/10/9公開 79分 モノクロ スタンダード 映倫番号:832 
配給:東映 製作:東映

世にも奇怪な殺人事件をめぐる銭なし平太の一番手柄、「やもりの刺青」を彫られた女の怪死体にソッと襟元を撫でられ、とたんに笑う。

銭なし平太捕物帖 
(C)東映

ストーリー

大江戸の界隈では「憂国赤心団」を名乗る暴力団が跋扈し、恐怖に落としいれていた。殺人強盗何でもござれのこの集団に対し、取り締まれない当局への人々の不満は日増しに強くなっていった。今日も大川端で若い女の死体がみつかった。唯一の手がかりは、太もものヤモリの刺青だけ。岡っ引で、銭形平次と腕を競ったほどの実力者だった光屋幸衛門の実力も年には勝てず、乾分である銭なし平太と呑込みの辰は幸衛門の娘お夏への情熱は一人前でも、実力は半人前以下。そんな二人だがヤモリを彫った彫り師を探すうち、「南蛮亭」という怪しいキャバレーに連れ込まれて毒酒を飲まされようとしていた。底に現れたのがジャガタラお虎。更に父の代わりに捜査を始めたお夏も、平太と辰の救出に現れたが、結局三人とも窮地に追い込まれてしまう。南蛮亭は、あの「憂国赤心団」のアジトだったのだ…。

銭なし平太捕物帖 
(C)東映
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