1952(昭和27年)/10/29公開 78分 モノクロ スタンダード 映倫番号:531
配給:東映 製作:東映
徳川三代将軍家光の陰謀にあって美しき原野を犠牲にする宿命の二豪族。日本時代劇がかつて試みられなかった雄大な規模とスペクタクル。
信州中仙道にある二家の荘と川之江の二部落。この長である遠藤右門之介と天龍左源太が、代々の確執を引きずって対立していた。しかも左源太と右門之介の妹雪乃が愛し合っていることを知った遠藤一家に追われ、雪乃を連れ帰ってしまったで一触即発の状態になってしまった。この地を収める代官の鮫川弾正は、両家の確執を利用し、馬賊黒馬隊を使って両家を潰そうと企んでいた。遠山一族は左源太の姉おとわの娘を浚ったが、一方で右門之介の弟小次郎は戦いで傷つき、川之江のお粂に助けられた。弾正は左源太に化けて右門之介の鎧を盗み出し、これを左源太の仕業と誤解した右門之介は、弾正の思惑通り、遂に一対一の決闘を申し込んでしまう…
「流賊黒馬隊」シリーズ(2)