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七番街襲撃 

1953(昭和28年)/3/25公開 90分 モノクロ スタンダード 映倫番号:962 
配給:東映 製作:東映

兇悪な犯罪を続ける密輸団の中へ、敢然飛び込む青年刑事の活躍を中心に、倫落の女が初めて燃やした火の恋と熱涙を誘う男の友情が凄絶の拳銃戦に彩られてゆく。

七番街襲撃 
(C)東映

ストーリー

軍用物資を載せた列車が相次いで襲撃を受け、国警本部はこの犯行がギャング団によるものとして、アジトと睨んだ中華料理店に再度踏み込んだ。だが店主殿山は嘯き、今回も下っ端しか捕まえることができない。国警本部の潜入捜査員浅原誠は、ギャング団の一員として横浜の洋館に現れた。だが、素性を怪しんだ一味はリエという妖艶な女に彼を監視させる。そして一味の中には、浅原の幼馴染の大谷がいた。だが彼は麻薬に溺れていた。そして彼には兄を真人間と信じる、しのぶという妹がいた。その清らかな姿に浅原は心を惹かれていく。ナイトクラブでの密談に参加していた浅原はパトロール中の警官に撃たれるが、このことで彼への疑惑が晴れた。だが疑惑の矛先は大谷に向かうようになり、凄惨なリンチを受けてしまう。浅原は耐え切れなくなり白井捜査課長に辞任を願うが、白井はこれを認めなかった。一方、リエはふとしたことで浅原の正体を知るが、リエは既に浅原に心奪われていた。身の潔白を証明するために、大谷は白井射殺の命令に応じた。リエから連絡を受けた浅原は現場に向かうが、既に浅原と大谷は殺されていた。そして、その側には本当のボスの姿があった…。

七番街襲撃 
(C)東映
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